交際費の都市別支出ランキング|静岡・奈良・広島が高水準に

諸雑費

2025年4月時点における日本の交際費の全国平均は1.03万円。最も支出が多いのは静岡市(2.073万円)で、奈良市や広島市も高水準を記録。広島市では前年比+340.2%と突出した増加が見られた。購入回数の多い都市では富山市(1.7回)、長野市(1.65回)などが目立ち、地域ごとの社交文化や年齢構成、行事頻度が影響していると考えられる。

交際費の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[万円]全国比[%]前年同月比[%]
全国0.723100+1.774
1水戸市3.847532.1+558.5
2さいたま市1.584219.1+47.97
3広島市1.5207.5+105.7
4金沢市1.391192.4+273.3
5名古屋市1.049145.2+32.69
6山形市1.049145.1+71.46
7大津市0.948131.1-43.38
8福岡市0.85117.5-18.01
9福島市0.831115+69.7
10松江市0.804111.3+12.47
11相模原市0.801110.7+16.9
12川崎市0.797110.3+33
13北九州市0.787108.9+13.73
14京都市0.778107.7+164.3
15宮崎市0.747103.3+50.53
16前橋市0.737101.9-64.04
17東京都区部0.734101.5+1.889
18神戸市0.70797.84+79.06
19鳥取市0.70497.39+25.22
20鹿児島市0.69596.18+55.76
21大阪市0.69395.92-5.788
22熊本市0.68294.38-42.76
23札幌市0.65490.5+11.33
24高松市0.63687.97+13.49
25秋田市0.62686.62+48.92
26高知市0.62185.89-27.43
27那覇市0.6285.81-17.27
28大分市0.60984.27-16.99
29富山市0.60583.69+30.7
30盛岡市0.5981.6-19.64
31和歌山市0.58681.1+74.03
32松山市0.55576.75+21.19
33千葉市0.55276.35-40.22
34仙台市0.54675.54+2.67
35浜松市0.5170.56+4.4
36徳島市0.48767.41-7.393
37新潟市0.46364.08-23.8
38長崎市0.43960.67-46.59
39堺市0.41958.02-9.024
40山口市0.40756.31-27.84
41静岡市0.39554.6+16.98
42横浜市0.39254.27-55.96
43福井市0.3953.95-29.18
44佐賀市0.38453.13-42.46
45宇都宮市0.38252.86-38.65
46津市0.37151.27-77.95
47甲府市0.36650.63-12.06
48長野市0.3548.44-42.41
49岡山市0.34848.14-34.51
50岐阜市0.32144.4+37.83
51青森市0.29240.38-27.96
52奈良市0.15321.21-70.18

月間支出の推移

交際費の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.74100-6.329
1福島市1.33179.7+62.2
2富山市1.19160.8+45.12
3さいたま市1.14154.1+44.3
4那覇市1.12151.4+7.692
5山形市1.06143.2+2.913
6山口市1.03139.2-0.962
7名古屋市0.99133.8+39.44
8鳥取市0.98132.4-6.667
9熊本市0.96129.7-21.31
10堺市0.94127+36.23
11相模原市0.91123+33.82
12大津市0.89120.3+23.61
13徳島市0.88118.9+14.29
14宮崎市0.88118.9+14.29
15松江市0.86116.2-18.1
16松山市0.86116.2+4.878
17札幌市0.83112.2-9.783
18盛岡市0.82110.8-30.51
19秋田市0.8108.1+48.15
20広島市0.8108.1-20
21北九州市0.8108.1-19.19
22高知市0.77104.1-11.49
23仙台市0.77104.1-11.49
24高松市0.75101.4+44.23
25浜松市0.75101.4-12.79
26前橋市0.75101.4-23.47
27宇都宮市0.74100-22.11
28長崎市0.7195.95-20.22
29水戸市0.7195.95+2.899
30川崎市0.794.59+2.941
31大阪市0.794.59-1.408
32和歌山市0.6993.24+11.29
33佐賀市0.6993.24-25
34鹿児島市0.6790.54-22.09
35大分市0.6689.19-37.74
36長野市0.6385.14-46.15
37神戸市0.6385.14+40
38京都市0.6385.14+61.54
39福岡市0.6283.78-27.06
40津市0.6182.43-11.59
41静岡市0.681.08-3.226
42福井市0.681.08-16.67
43岡山市0.681.08-35.48
44奈良市0.5777.03-17.39
45新潟市0.5675.68-39.13
46東京都区部0.5270.27-13.33
47甲府市0.5168.92-32.89
48横浜市0.5168.92-22.73
49千葉市0.4864.86-48.39
50青森市0.4662.16-23.33
51金沢市0.4662.16
52岐阜市0.3243.24-43.86

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

交際費の月間支出の現状と今後

交際費とは、贈答や冠婚葬祭、外食、社交的な集まりなどに関連する費用であり、個人の生活様式や地域の習慣、年齢層や所得構成などによって大きく変動します。家計支出の中ではやや流動的で、地域コミュニティの濃淡を反映しやすい項目でもあります。


交際費の都市別ランキングと急増地域の特徴

2025年4月のデータによる交際費の上位都市は以下の通りです。

順位 都市 支出額(万円) 前年比増減(%)
1 静岡市 2.073 +34.82%
2 奈良市 1.992 +143.9%
3 広島市 1.834 +340.2%
4 大分市 1.811 +95.26%
5 徳島市 1.772 +120.6%
6 さいたま市 1.769 -59.6%
7 富山市 1.589 +21.69%
8 名古屋市 1.513 +61.97%
9 那覇市 1.453 +72.67%
10 福島市 1.243 +48.09%

広島市の前年比+340%超は特筆に値し、コロナ禍の沈静化による社交機会の復活、地域行事の再開、地元経済への還元意識が影響していると推測されます。


購入回数の多い都市とその傾向

支出金額とは別に、交際費の「利用頻度」も重要です。全国平均は0.95回に対し、以下の都市が高い頻度を示しています。

  • 富山市:1.70回(+5.59%)

  • 長野市:1.65回(+52.78%)

  • 熊本市:1.48回(+9.63%)

  • 福島市:1.43回(+12.6%)

  • 盛岡市:1.38回(+23.21%)

これらの地域では、単価はそれほど高くなくともこまめに人付き合いを大事にする傾向があると見られます。特に高齢層の割合が高い地方都市では、地域の会合や近所づきあい、法事などが支出頻度の背景になっている可能性があります。


支出の増減が激しい都市の背景分析

静岡市や奈良市は支出額自体が高額でありながら、前年比でも大きな伸びを見せています。これには次のような要因が考えられます。

  • 経済活動の正常化

  • 観光や地元イベントの復活

  • 高齢世帯の人付き合い増加

1方で、さいたま市のように前年比-59.6%と大幅減の地域も存在し、都市部では物価高や生活防衛意識が影響して交際費を抑える家庭が増えていることがうかがえます。


交際費に見る地域社会の縮図

交際費は単なる支出項目ではなく、地域の絆や人間関係の厚みを映す指標でもあります。とくに富山・福島・盛岡などは、数は少なくても密度の高い人間関係が残る地域とされ、交際の回数は他地域より顕著です。

また、広島や大分、徳島といった地方都市で急増が見られるのは、コロナ明けの反動だけでなく、「地域経済を回す」「顔を合わせることの価値を再確認する」という生活意識の変化も影響していると考えられます。


今後の展望とまとめ

交際費は、社会の変化に敏感な支出です。デジタル化や非対面文化が浸透する中で、地方を中心に再び人と人との交流に価値を見出す動きも顕著となっています。

1方で都市部では、交際費の選択的支出化(必要最小限)が進んでおり、今後は都市・地方で明確な2極化が進む可能性があります。

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