乳液支出ランキング|高知・静岡で急増、札幌は購入頻度トップの理由

石けん類・化粧品

乳液の全国平均支出は140円だが、高知市708円、静岡市551円で突出。特に静岡市は前年比480%増と急成長。札幌市は購入頻度が高く、富山市や徳島市も支出増加が顕著。地域によって高価格商品の少量購入や頻回購入の傾向があり、地方都市での美容意識向上が消費拡大を促している。

乳液の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国167100+21.9
1静岡市438262.3+119
2鳥取市435260.5-10.31
3富山市434259.9+153.8
4松山市377225.7+151.3
5長崎市299179-3.548
6新潟市237141.9+41.92
7金沢市230137.7+86.99
8広島市209125.1+12.37
9名古屋市197118+347.7
10佐賀市197118-50.13
11高知市191114.4-33.68
12相模原市191114.4+78.5
13東京都区部190113.8-1.554
14北九州市185110.8+11.45
15高松市169101.2+79.79
16津市169101.2+225
17岐阜市16397.6+16.43
18宇都宮市16297.01+145.5
19青森市16196.41-26.15
20京都市15894.61+259.1
21山口市15391.62-65.07
22奈良市14687.43+484
23さいたま市14586.83+62.92
24横浜市14486.23-56.1
25川崎市13681.44-29.53
26大分市13279.04+67.09
27福井市12977.25+104.8
28福岡市12876.65-5.185
29前橋市12574.85-33.16
30千葉市11870.66+31.11
31熊本市11468.26+178
32仙台市11267.07-4.274
33山形市10864.67-64.82
34和歌山市10663.47+23.26
35鹿児島市10361.68-28.47
36岡山市9657.49-32.87
37福島市9556.89+86.27
38大阪市9053.89-71.88
39浜松市8852.69-13.73
40盛岡市8148.5+5.195
41甲府市8148.5-57.14
42秋田市7947.31-38.28
43松江市7947.31-62.91
44神戸市7645.51-69.23
45長野市7544.91-71.91
46水戸市4828.74-57.89
47那覇市4426.35+175
48堺市4426.35+340
49宮崎市4124.55-25.45
50札幌市3621.56-71.88
51徳島市2917.37-65.88
52大津市2112.57-72.73

月間支出の推移

乳液の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.08100
1鳥取市0.14175-12.5
2京都市0.13162.5+550
3松山市0.12150+33.33
4名古屋市0.12150+200
5高知市0.11137.5+37.5
6静岡市0.11137.5+22.22
7岐阜市0.11137.5-15.38
8金沢市0.1125+66.67
9相模原市0.1125+150
10大分市0.1125+100
11熊本市0.09112.5+125
12奈良市0.09112.5+125
13佐賀市0.09112.5-10
14仙台市0.09112.5+80
15さいたま市0.09112.5+28.57
16青森市0.08100+100
17福島市0.08100+60
18東京都区部0.08100-20
19新潟市0.08100-11.11
20川崎市0.08100-27.27
21山口市0.08100-33.33
22富山市0.08100+14.29
23前橋市0.08100+33.33
24高松市0.0787.5-12.5
25長崎市0.0787.5-36.36
26盛岡市0.0787.5+250
27浜松市0.0787.5-12.5
28山形市0.0787.5-30
29大阪市0.0787.5-36.36
30福岡市0.0675
31福井市0.0675+50
32神戸市0.0675-50
33甲府市0.0675-25
34横浜市0.0675-53.85
35岡山市0.0675-40
36和歌山市0.0675-14.29
37千葉市0.0675+20
38秋田市0.0562.5-37.5
39津市0.0562.5-28.57
40札幌市0.0562.5-28.57
41徳島市0.0562.5
42広島市0.0562.5-50
43宇都宮市0.0562.5-16.67
44鹿児島市0.0450-60
45那覇市0.0450+100
46水戸市0.0450-63.64
47北九州市0.0450-42.86
48長野市0.0337.5
49松江市0.0337.5-72.73
50宮崎市0.0337.5-57.14
51堺市0.0337.5+200
52大津市0.0112.5-87.5

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

乳液の月間支出の現状と今後

乳液はスキンケアの基本アイテムでありながら、その購入金額や頻度には地域差が大きく見られます。2025年4月時点の全国平均支出は140円ですが、高知市や静岡市ではその数倍の支出となっており、地域の生活様式や美容意識の違いが如実に表れています。今回のデータは2008年から2025年までの長期にわたり、変化も含めて分析を行います。


支出金額トップ地域の特徴 ― 高知市と静岡市

最も支出が高いのは高知市(708円)で、前年同月比でなんと+398.6%の急増を記録しました。次いで静岡市(551円)+480%と、著しい伸びを示しています。これらの地域では美容への関心の高まりに加え、高品質な乳液への需要が急速に増加していると推察されます。気候的に湿度の高い地域もあるため、肌質に合った保湿アイテムの選択が進んでいることも影響しているでしょう。


中位都市の動向 ― 徳島市、札幌市、富山市

徳島市(440円、+123.4%)札幌市(439円、+27.99%)、富山市(413円、+222.7%)も高い支出を見せており、特に富山市の増加率は顕著です。札幌市は支出金額こそ静岡・高知には及ばないものの、購入頻度が全国平均の倍近い0.17回と多く、日常的に乳液を利用する習慣が根付いています。


購入頻度と支出の関係性

購入頻度の高い都市には、札幌市(0.17回)岐阜市(0.15回)宇都宮市(0.15回)佐賀市(0.15回)、山形市(0.14回)などが挙げられます。これらの地域は高い頻度で乳液を購入しており、美容ケアが日常生活にしっかりと根付いていることを示しています。1方、支出金額が多いが購入頻度が低い地域もあり、「高単価商品の少量購入」か「低単価商品の頻回購入」という消費パターンの違いも見えてきます。


まとめ ― 地域差の背景と今後の展望

全体的に東日本や中部地方の都市で支出額および購入頻度の増加が顕著であり、特に高知市、静岡市、富山市は美容意識の高まりと消費力の増加が要因です。今後も地方都市を中心にスキンケア市場の拡大が期待され、地域ごとの消費傾向を踏まえたマーケティング戦略が重要となるでしょう。

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