ワカメ支出ランキング|盛岡市が全国トップ!地域別の消費傾向を解説

乾物・大豆

わかめの月間支出は全国平均166円。盛岡市が401円と圧倒的首位で、山形市や相模原市も高支出を記録。購入頻度も盛岡市は1.52回と全国平均の2.5倍以上。東北地方を中心に消費が活発で、和食文化や健康志向が影響している。一方、仙台市など一部では購入頻度が減少傾向。

ワカメの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国166100+13.7
1盛岡市401241.6+64.34
2山形市259156+15.63
3相模原市242145.8+74.1
4秋田市217130.7+36.48
5大阪市213128.3+119.6
6宇都宮市199119.9+28.39
7千葉市198119.3+16.47
8神戸市197118.7+7.065
9鳥取市190114.5+15.15
10松江市190114.5+36.69
11長野市188113.3-7.389
12大分市188113.3+50.4
13福島市184110.8-28.68
14さいたま市184110.8+26.9
15福岡市183110.2-9.406
16福井市179107.8-25.73
17長崎市175105.4+29.63
18仙台市173104.2-40.96
19東京都区部171103+21.28
20川崎市168101.2-7.692
21横浜市16196.99-23.7
22堺市16196.99+93.98
23熊本市16096.39-21.18
24前橋市15794.58+0.641
25宮崎市15593.37+162.7
26名古屋市15593.37+16.54
27青森市14184.94-6.623
28浜松市14084.34-6.04
29新潟市13681.93+38.78
30金沢市13581.33+68.75
31高松市13380.12+18.75
32徳島市13380.12-2.206
33奈良市13380.12+8.13
34静岡市13279.52-9.589
35岡山市13078.31+22.64
36大津市12977.71+34.38
37北九州市12474.7-14.48
38水戸市11971.69-51.23
39津市11871.08+7.273
40甲府市11569.28-16.67
41佐賀市11468.67+52
42那覇市10965.66+94.64
43富山市10663.86-22.63
44札幌市10362.05-45.79
45和歌山市10362.05-42.46
46京都市10362.05+14.44
47鹿児島市9959.64-24.43
48広島市9758.43+11.49
49山口市9356.02-28.46
50岐阜市7846.99-40
51松山市7444.58-42.64
52高知市6438.55-39.62

月間支出の推移

ワカメの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.59100+3.509
1盛岡市1.52257.6+16.03
2秋田市1.05178+10.53
3山形市1.04176.3+0.971
4長野市0.83140.7-5.682
5仙台市0.78132.2-34.45
6相模原市0.77130.5+45.28
7さいたま市0.71120.3+51.06
8青森市0.69116.9-4.167
9堺市0.68115.3+100
10宇都宮市0.67113.6+26.42
11福島市0.66111.9-36.54
12神戸市0.66111.9-7.042
13福岡市0.64108.5-18.99
14千葉市0.61103.4+10.91
15静岡市0.6101.7-1.639
16新潟市0.6101.7+30.43
17大分市0.6101.7+30.43
18長崎市0.5898.31+13.73
19高松市0.5796.61+39.02
20浜松市0.5796.61-12.31
21岡山市0.5796.61+11.76
22前橋市0.5796.61-29.63
23横浜市0.5694.92-11.11
24松江市0.5593.22+5.769
25名古屋市0.5389.83-1.852
26福井市0.5288.14+4
27東京都区部0.5288.14-7.143
28宮崎市0.5288.14+67.74
29奈良市0.5288.14+6.122
30大阪市0.5288.14+44.44
31北九州市0.5288.14-11.86
32熊本市0.584.75-18.03
33津市0.4983.05+13.95
34金沢市0.4881.36+60
35和歌山市0.4881.36-11.11
36鹿児島市0.4576.27-15.09
37札幌市0.4576.27-26.23
38徳島市0.4576.27-10
39富山市0.4576.27-15.09
40佐賀市0.4576.27+15.38
41川崎市0.4474.58-27.87
42鳥取市0.4372.88-41.1
43水戸市0.4271.19-43.24
44高知市0.4169.49-21.15
45甲府市0.4169.49-29.31
46広島市0.4169.49+32.26
47大津市0.3762.71
48岐阜市0.3661.02-35.71
49松山市0.3559.32-46.15
50京都市0.3559.32-10.26
51山口市0.3457.63-35.85
52那覇市0.2745.76+22.73

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー




詳細なデータとグラフ

ワカメの月間支出の現状と今後

わかめは味噌汁や酢の物、サラダなど和食に幅広く使われ、日常的な食材として親しまれています。そのため、家庭での消費傾向には地域の食文化や調理スタイルが色濃く反映され、都市ごとの支出額や購入頻度に顕著な違いが見られます。


支出額トップ ― 盛岡市が断トツの首位

2025年4月時点での全国平均支出額は166円に対し、盛岡市は401円と圧倒的な支出額を記録しています。前年比も+64.34%と大幅な上昇であり、地元でのわかめ需要の高さが明らかです。東北地方は伝統的に乾物や海藻の使用が多く、保存性のある食品への依存が高い文化的背景も支出に反映されています。


高支出地域の特徴 ― 山形・相模原・秋田など

盛岡市に次いで支出が高いのは山形市(259円)相模原市(242円)、秋田市(217円)と、いずれも全国平均を大きく上回っています。これらの都市では購入頻度も高く、山形市は1.04回、秋田市は1.05回と全国平均(0.59回)を大きく上回ります。相模原市は購入回数0.77回ながら支出額が高く、単価の高い商品の購入が主である可能性が示唆されます。


西日本と都市部の動向 ― 大阪・神戸・千葉

大阪市(213円)神戸市(197円)、千葉市(198円)といった大都市圏でも、わかめの支出は高めで、大阪市は前年比+119.6%と非常に大きな伸びを示しています。家庭での健康志向や和食回帰の影響、また価格上昇が重なったと考えられます。


購入頻度の傾向と消費意識の変化

全国平均の購入頻度は0.59回であるのに対し、盛岡市は1.52回と突出して高く、これは月に1.5回以上わかめを購入していることを意味します。東北・信越地方では比較的頻繁に海藻を摂取する文化があり、これは健康や腸内環境への配慮からも支持されています。

1方で仙台市や長野市などでは購入頻度が減少傾向にあり(例:仙台市は-34.45%)、わかめ以外の食材へのシフトや購買行動の変化が見られる都市も存在します。


今後の展望と地域ごとの市場対応

わかめは乾物としての保存性の高さ、栄養価、汎用性などから今後も1定の需要が見込まれますが、特に高齢化が進む地域では健康志向とともに消費が堅調に推移する可能性があります。メーカーや販売者は、地域ごとの嗜好に応じた商品展開(味付け・カット済み・即食型など)を通じて市場を広げる余地があります。

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