【2025年最新版】レタス支出都市別ランキング|消費動向と傾向分析

葉茎菜野菜

2025年4月時点のレタスの全国平均支出額は230円。最も高いのは富山市(316円)で、さいたま市、京都市、名古屋市も高水準。さいたま市では前年比+57.39%、購入回数も+101%と急増。都市部を中心にレタス消費が拡大しており、健康志向や食生活の変化が背景にあると考えられる。

レタスの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国217100-18.73
1京都市301138.7-7.669
2川崎市299137.8
3奈良市279128.6-10
4札幌市276127.2-0.719
5横浜市273125.8-4.545
6静岡市269124-13.78
7新潟市268123.5+18.58
8盛岡市256118+8.017
9名古屋市248114.3-19.48
10東京都区部244112.4-32.22
11富山市232106.9-25.4
12青森市229105.5-30.4
13松江市227104.6-14.66
14高松市226104.1+17.71
15津市225103.7+24.31
16千葉市224103.2-16.42
17さいたま市224103.2-2.609
18相模原市219100.9-6.809
19鳥取市218100.5-16.79
20大津市217100-12.85
21金沢市21599.08-33.64
22神戸市21599.08-27.85
23山形市21498.62-28.19
24長崎市20795.39-38.39
25福井市20694.93-17.6
26堺市20694.93-26.69
27浜松市20594.47-27.05
28甲府市20494.01-35.24
29秋田市20393.55-24.25
30広島市20393.55-3.333
31福岡市19991.71-35.6
32和歌山市19790.78-18.26
33那覇市19489.4-31.45
34北九州市19388.94-29.82
35岐阜市18786.18-37.87
36大阪市18585.25-40.89
37山口市18384.33-27.09
38前橋市18183.41-21.65
39大分市18082.95-21.05
40福島市17982.49-37.63
41宇都宮市16977.88-32.67
42高知市16877.42-46.5
43徳島市16375.12-38.72
44仙台市16375.12-36.08
45岡山市16274.65-37.93
46水戸市16073.73-23.81
47鹿児島市15671.89-38.82
48熊本市15470.97-30.94
49佐賀市15169.59-16.57
50松山市15069.12-37.24
51宮崎市14265.44-37.99
52長野市13964.06-53.04

月間支出の推移

レタスの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.64100-0.606
1新潟市2.15131.1+37.82
2京都市2.1128+8.247
3川崎市2.09127.4+18.08
4横浜市1.98120.7+16.47
5奈良市1.98120.7+5.882
6盛岡市1.94118.3+8.989
7静岡市1.89115.2+0.532
8青森市1.89115.2-12.09
9相模原市1.81110.4+23.97
10さいたま市1.81110.4+19.87
11富山市1.8109.8-1.099
12名古屋市1.8109.8-2.174
13東京都区部1.77107.9-16.51
14長崎市1.76107.3-7.853
15津市1.75106.7+53.51
16堺市1.72104.9+3.614
17鳥取市1.71104.3+6.875
18神戸市1.71104.3-9.524
19北九州市1.7103.7
20松江市1.66101.2+3.106
21大津市1.6399.39-3.55
22千葉市1.6298.78-8.989
23山形市1.6198.17-21.46
24広島市1.5996.95+19.55
25大阪市1.5795.73-17.37
26福岡市1.5695.12-14.75
27札幌市1.5594.51+12.32
28岐阜市1.5192.07-20.53
29山口市1.5192.07-7.927
30秋田市1.591.46-12.28
31大分市1.4990.85+10.37
32前橋市1.4990.85-4.487
33金沢市1.4890.24-27.8
34那覇市1.4689.02-1.351
35和歌山市1.4588.41+4.317
36浜松市1.4387.2-20.99
37熊本市1.4286.59-2.74
38水戸市1.4185.98-2.083
39福井市1.485.37-16.67
40甲府市1.485.37-24.73
41福島市1.3984.76-27.23
42高松市1.3582.32+5.469
43高知市1.3481.71-40.71
44長野市1.379.27-35.64
45宇都宮市1.379.27-23.53
46鹿児島市1.2978.66-20.86
47仙台市1.2978.66-19.38
48岡山市1.2878.05-17.95
49松山市1.2475.61-16.78
50佐賀市1.2375+3.361
51宮崎市1.1871.95-17.48
52徳島市1.167.07-34.52

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

レタスの月間支出の現状と今後

レタスはサラダの定番野菜として、日本の家庭で広く消費されています。火を通さずに食べられる手軽さ、さっぱりとした味わい、そしてビタミン類や食物繊維の含有量から、健康志向の高まりと共にその需要は安定しています。特に生食文化が定着している都市部では、使用頻度が高く、他の葉物野菜と異なる独自の消費傾向を見せます。


支出額の全国平均と上位都市の特徴

2025年4月時点におけるレタスの全国平均支出額は230円。それに対し、最も支出額が高かったのは富山市の316円で、全国平均を大きく上回りました。

以下、上位10都市は次の通りです:

  1. 富山市:316円(+28.98%)

  2. 京都市:304円(+18.29%)

  3. 横浜市:282円(+8.88%)

  4. 静岡市:279円(+0.36%)

  5. 名古屋市:279円(+28.57%)

  6. さいたま市:277円(+57.39%)

  7. 川崎市:272円(+5.019%)

  8. 神戸市:268円(+5.929%)

  9. 青森市:265円(-12.25%)

  10. 福井市:264円(+26.32%)

北陸・東海・関東・近畿と、地域バランスよく都市が分布している点が特徴で、都市規模や気候だけでなく、生活習慣や家族構成の違いも影響していると考えられます。


前年同月比から読み取れる価格と需要の変化

全国平均では前年比-1.288%とわずかに減少している1方で、多くの都市では逆に支出額が増加しています。中でも目立つのが:

  • さいたま市:+57.39%

  • 名古屋市:+28.57%

  • 富山市:+28.98%

  • 福井市:+26.32%

  • 京都市:+18.29%

これらの都市では、レタスの需要増加あるいは価格上昇が支出額の伸びにつながっていると考えられます。特にさいたま市の急増は、健康志向やサラダ消費の拡大、あるいは他の葉物野菜価格の高騰による代替需要が影響した可能性があります。

1方で、青森市は-12.25%と唯1の大幅減少となっており、地域ごとの気候条件や消費傾向の違いが顕著に現れています。


購入頻度と支出額の相関

2025年4月時点の全国平均のレタス購入回数は1.56回/月。購入頻度が高い都市は以下の通りです:

  • 京都市:2.06回(+49.28%)

  • 青森市:2.03回(+7.407%)

  • 富山市:2.02回(+56.59%)

  • さいたま市:2.01回(+101%)

  • 神戸市:1.95回(+31.76%)

特にさいたま市は回数が前年比+101%と驚異的な伸びを見せており、月に2回以上レタスを購入する世帯が急増したことになります。これは、家庭での食卓におけるレタスの存在感が急速に増していることを意味します。

1方、青森市は支出額が減っているにもかかわらず、購入回数は多く、価格低下の可能性や、小規模購入が増えている傾向も読み取れます。


都市別傾向と生活文化

  • 富山市・福井市:日本海側で冬は葉物が高騰するため、春~秋の需要増による支出増が考えられます。

  • 京都市・神戸市・名古屋市:野菜中心の健康志向が強く、サラダ消費の文化が根づいています。

  • さいたま市・川崎市・横浜市:都市型生活者の食事簡略化と外食からの内食回帰が影響している可能性。

  • 静岡市:レタス生産が盛んな近隣県があり、比較的安価で安定供給されている地域。

  • 青森市:寒冷地での季節変動や他の葉物との選択が影響して支出が抑制されたと考えられます。


まとめと今後の展望

レタスは調理不要の利便性と、健康意識の高まりを背景に、特に都市部で支出と購入頻度が大きく伸びている野菜です。富山市やさいたま市のように支出額・購入頻度ともに上位に位置する都市は、家計における「野菜の質」への関心が高い傾向があります。

今後も都市部を中心にレタスの需要は安定的に高水準を維持する可能性が高く、季節や流通状況により消費動向が左右されやすい食材であることも意識されるでしょう。

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