【ビール支出ランキング】さいたま市が全国1位、地域別の特徴とは?

酒類費

ビールの月間支出は、さいたま市が最も高く1,342円、全国平均の878円を大きく上回る。川崎市は購入回数が2.32回と最多で、頻度の高さが際立つ。福井市や神戸市では前年比で急増し、観光回復や外食需要が背景にあると考えられる。地域ごとの気候や文化が消費動向に大きく影響しており、今後も多様な動きが期待される。

ビールの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国1065100+0.188
1青森市1746163.9-9.581
2札幌市1639153.9+82.31
3長野市1541144.7-13.57
4広島市1455136.6-0.886
5和歌山市1454136.5+119.6
6高松市1426133.9+87.39
7盛岡市1423133.6+49.95
8横浜市1419133.2+19.34
9山口市1396131.1+22.78
10那覇市1359127.6+41.27
11大阪市1314123.4+6.139
12川崎市1313123.3+7.623
13山形市1299122-3.204
14宮崎市1254117.7+141.6
15仙台市1240116.4-4.542
16長崎市1228115.3+30.78
17富山市1181110.9-25.44
18相模原市1173110.1+93.25
19水戸市1129106+18.59
20神戸市1119105.1-28.77
21東京都区部1103103.6+6.88
22福岡市1090102.3-33.78
23北九州市1089102.3+49.59
24京都市1088102.2-9.635
25前橋市1070100.5-26.46
26津市105899.34+42.97
27千葉市102295.96-5.545
28大津市100193.99-11.88
29堺市97291.27-0.205
30さいたま市95990.05-35.94
31鳥取市94288.45-12.78
32甲府市94188.36-0.212
33松山市90685.07+16.15
34福島市90184.6+9.478
35新潟市84479.25-30.19
36宇都宮市83778.59+5.682
37奈良市83378.22+2.46
38佐賀市79975.02+28.46
39浜松市75370.7-5.757
40秋田市73669.11-53.24
41名古屋市72668.17+2.398
42高知市68964.69-37.93
43静岡市67763.57-34.21
44熊本市67062.91-30.14
45岐阜市66362.25-26.42
46福井市65661.6-36
47金沢市64260.28-37.79
48松江市57553.99-43.07
49徳島市55752.3-20.43
50鹿児島市48445.45-35.64
51岡山市45042.25-56.73
52大分市43040.38-14.85

月間支出の推移

ビールの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.06100-7.826
1高松市2.33219.8+167.8
2那覇市2.12200+40.4
3札幌市1.63153.8+96.39
4川崎市1.62152.8-2.994
5盛岡市1.61151.9+25.78
6さいたま市1.58149.1+1.282
7青森市1.53144.3+37.84
8山形市1.53144.3-24.26
9福島市1.46137.7-4.575
10広島市1.46137.7-7.595
11水戸市1.43134.9+18.18
12横浜市1.43134.9-8.917
13仙台市1.38130.2+6.154
14東京都区部1.37129.2-12.18
15大阪市1.36128.3-26.49
16福岡市1.35127.4+3.846
17宮崎市1.33125.5+125.4
18新潟市1.25117.9+30.21
19相模原市1.17110.4+72.06
20山口市1.17110.4+28.57
21和歌山市1.14107.5+2.703
22佐賀市1.06100+19.1
23千葉市1.0599.06-32.26
24長野市1.0498.11-42.86
25長崎市1.0397.17-29.45
26鳥取市1.0296.23+10.87
27北九州市1.0195.28+42.25
28堺市194.34+6.383
29熊本市0.9993.4-20.16
30秋田市0.9488.68-14.55
31甲府市0.9488.68-21.67
32富山市0.9488.68-34.27
33津市0.984.91+63.64
34前橋市0.984.91-21.74
35宇都宮市0.8883.02+62.96
36金沢市0.8681.13+1.176
37高知市0.8378.3+40.68
38静岡市0.8378.3+5.063
39福井市0.7772.64-1.282
40大津市0.7469.81-28.16
41浜松市0.7267.92-27.27
42徳島市0.766.04
43岐阜市0.6864.15+19.3
44松江市0.6662.26-41.07
45神戸市0.6359.43-49.6
46名古屋市0.6359.43-33.68
47奈良市0.6157.55-19.74
48京都市0.6157.55-29.07
49鹿児島市0.656.6-29.41
50松山市0.5652.83-32.53
51岡山市0.547.17-57.63
52大分市0.4845.28-30.43

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

ビールの月間支出の現状と今後

ビールは、全国の家庭で親しまれる最もポピュラーなアルコール飲料のひとつです。月間支出額の違いは、単なる嗜好の差だけでなく、外食文化、気候、経済状況、さらには都市ごとのライフスタイルを反映しています。ここでは、2008年から2025年4月までの長期データを踏まえ、都市別のビール支出とその背景を解説します。


支出額ランキングトップ10とその傾向

2025年4月のデータによると、ビールの支出額が最も高い都市はさいたま市(1,342円)で、全国平均(878円)を50%以上上回っています。続く青森市(1,150円)盛岡市(1,135円)など、東北地方の都市も上位に名を連ねており、寒冷地ながらもビール消費が根強いことが読み取れます。

また、那覇市(1,119円)札幌市(1,115円)のように、観光業が活発な都市でもビール支出が高く、観光客による消費が支出を押し上げている可能性があります。

支出の伸び率で見ると、福井市(+87.48%)神戸市(+93.12%)が大きく躍進しており、地元飲食業やイベントの再開、消費意欲の回復が要因と考えられます。


購入回数から見るビールの消費スタイル

支出額が高くても、実際にどれくらいの頻度で購入されているかを見ると、また違った顔が見えてきます。たとえば、川崎市(2.32回)は支出額上位には入っていないものの、回数では全国トップです。これは比較的安価なビールを頻繁に消費する傾向があることを示しています。

1方で、さいたま市(1.45回)那覇市(1.68回)は支出額・回数ともに高く、日常的にも特別な場面でもビールが消費されている様子がうかがえます。

逆に盛岡市(1.31回)は支出の高さに対して回数がやや抑えめであり、「1回の支出が高め」、つまり外食時に高価格帯のビールを選ぶスタイルが考えられます。


前年比の変動から見える地域の動き

全国平均では前年比-9.764%と、全体的にビール支出が減少しています。しかしながら、さいたま市(+37.22%)札幌市(+44.62%)、神戸市(+93.12%)など、力強い伸びを見せている都市もあり、コロナ禍を経た外食回帰が1部地域で顕著になっているといえます。

1方で、盛岡市(-13.56%)青森市(-3.117%)は支出が減少し、消費意欲や物価、外食環境の変化が影響している可能性が高いです。


地域文化とビール消費の関係

各都市のビール支出を比較することで、地域性が浮かび上がってきます。例えば、那覇市のような温暖な地域ではビールが「水代わり」に近い感覚で消費される傾向があり、年間を通じて需要が安定して高いです。

また、札幌市新潟市のように地ビール文化が根付く都市では、クラフトビールや観光地消費が支出に影響を与えています。神戸市京都市のような都市は、観光地としての魅力と洒落た飲食文化の融合により、外食ビールの単価が高くなる傾向があります。


おわりに──支出額の背後にある地域の物語

ビールの支出額と回数は、都市ごとの人々の暮らし、外食のスタイル、そして嗜好の違いを如実に示しています。特に近年は回数よりも「質」に価値を置く傾向が強まり、クラフトビールや地産のプレミアムビールの消費が支出を押し上げているケースも見受けられます。

今後も、外食文化や観光動向、さらには健康志向の影響を受けながら、ビール支出の地域差は多様な変化を見せていくことでしょう。

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