ハム支出ランキング2025|千葉・徳島・福井で高い伸びを記録

加工肉

2025年4月のハムの世帯支出は全国平均339円で、千葉市がトップ(506円)に。徳島市や福井市でも支出と購入頻度が大きく伸び、保存性や調理の手軽さが評価されています。一方、横浜市などでは支出が減少傾向。今後は健康志向と価格のバランスが消費のカギになります。

ハムの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国371100-1.852
1横浜市624168.2+32.48
2新潟市519139.9-4.244
3東京都区部493132.9+11.04
4千葉市483130.2+1.258
5岐阜市464125.1+52.13
6京都市457123.2+23.51
7徳島市453122.1+30.17
8川崎市447120.5-2.188
9福井市445119.9+35.26
10金沢市427115.1+4.401
11奈良市424114.3+76.67
12秋田市419112.9+47.54
13広島市415111.9+16.9
14青森市408110+29.11
15名古屋市405109.2-12.72
16神戸市382103-14.54
17福島市379102.2-4.534
18松江市377101.6-42.27
19静岡市376101.3-14.16
20長野市36598.38-17.98
21浜松市35695.96-11.88
22津市35595.69+30.04
23山口市35395.15-7.833
24堺市35395.15-23.59
25大阪市35294.88+10.69
26和歌山市35294.88+8.978
27岡山市35194.61+16.23
28鳥取市34994.07+20.34
29福岡市34492.72+22.86
30山形市34392.45-28.39
31大津市34091.64-31.17
32相模原市33389.76+14.04
33宇都宮市33289.49+1.22
34北九州市33088.95+3.448
35さいたま市32888.41-6.017
36佐賀市32286.79+8.054
37甲府市30181.13-26.94
38鹿児島市29980.59+11.15
39富山市29980.59+3.819
40松山市29880.32+12.03
41水戸市29579.51-21.54
42前橋市29579.51-17.13
43盛岡市29278.71-0.68
44仙台市28977.9-23.75
45高松市28075.47-6.355
46札幌市27674.39+6.564
47熊本市26170.35+1.163
48宮崎市25669-26.01
49長崎市25368.19-33.42
50大分市25368.19-1.556
51高知市22259.84-19.27
52那覇市16845.28-11.11

月間支出の推移

ハムの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.22100-4.688
1横浜市1.73141.8+13.82
2新潟市1.53125.4+34.21
3福井市1.5123+17.19
4岐阜市1.43117.2+33.64
5京都市1.39113.9+25.23
6金沢市1.38113.1-3.497
7秋田市1.38113.1+22.12
8青森市1.36111.5+23.64
9奈良市1.36111.5+54.55
10東京都区部1.34109.8
11名古屋市1.33109-17.9
12徳島市1.32108.2+8.197
13静岡市1.31107.4-7.092
14福島市1.31107.4-10.88
15神戸市1.3106.6-9.722
16津市1.28104.9+17.43
17堺市1.27104.1-24.85
18川崎市1.25102.5-17.22
19大阪市1.25102.5+19.05
20広島市1.23100.8+5.128
21岡山市1.22100+7.018
22山口市1.22100-2.4
23長野市1.2199.18-19.87
24福岡市1.2199.18+19.8
25和歌山市1.2199.18+2.542
26千葉市1.2199.18-17.69
27松江市1.298.36-15.49
28北九州市1.1997.54-0.833
29富山市1.1795.9+23.16
30松山市1.1695.08+18.37
31浜松市1.1493.44-19.72
32大津市1.1291.8-5.085
33甲府市1.1190.98-23.45
34山形市1.190.16-34.13
35鹿児島市1.0989.34+3.81
36相模原市1.0989.34-6.034
37前橋市1.0686.89-17.19
38さいたま市1.0686.89-12.4
39宮崎市1.0283.61-34.19
40宇都宮市1.0283.61-17.74
41仙台市1.0283.61-20.31
42盛岡市1.0182.79-13.68
43鳥取市181.97-9.091
44大分市0.9981.15-2.941
45高松市0.9678.69-8.571
46長崎市0.9678.69-27.82
47水戸市0.9678.69-27.82
48熊本市0.9577.87-7.767
49札幌市0.8972.95-12.75
50佐賀市0.8670.49-30.08
51高知市0.6956.56-36.11
52那覇市0.5847.54

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

ハムの月間支出の現状と今後

ハムは日本の食卓において定番の加工肉であり、朝食のサラダ・サンドイッチ・お弁当のおかずなど多用途に使われる保存性の高い食品です。2025年4月時点の全国平均支出は339円購入頻度は月平均1.12回と、特定の都市ではより高頻度で消費されていることがうかがえます。


支出額が高い都市とその特徴

上位10都市は以下の通りです:

  1. 千葉市:506円(+38.63%)

  2. 横浜市:471円(-2.686%)

  3. 徳島市:448円(+64.1%)

  4. 京都市:438円(+20.99%)

  5. 東京都区部:435円(+16.94%)

  6. 川崎市:435円(+30.24%)

  7. 福井市:422円(+24.85%)

  8. 新潟市:407円(+27.59%)

  9. 神戸市:404円(+9.49%)

  10. 奈良市:398円(+35.84%)

千葉市がトップとなっており、首都圏の中でも健康志向かつ効率重視の食スタイルが強く反映されていると考えられます。徳島市や新潟市など地方都市でも支出が大きく伸びており、家庭での利用価値が高いことがわかります。


購入頻度から見る地域の生活様式

購入頻度が高い上位都市:

  • 福井市・京都市:1.4回

  • 新潟市:1.37回

  • 岐阜市:1.33回

  • 東京都区部・徳島市・奈良市:1.31回

  • 神戸市:1.3回

  • 堺市:1.29回

  • 津市:1.27回

全国平均の1.12回を超えており、週1回以上の購入が習慣化している都市もあります。特に福井市や京都市、新潟市では支出と購入頻度がともに高く、日常的な利用が際立っているといえるでしょう。


注目都市① ― 千葉市の支出急増の背景

千葉市では前年比+38.63%と大幅な支出増が見られました。これには、共働き世帯の増加や時短調理ニーズ、冷蔵保存のしやすさなどが要因と考えられます。また、都市部では価格帯の高いプレミアムハム商品の購入比率が増えている可能性もあります。


注目都市② ― 徳島市の特異な消費傾向

徳島市は支出+64.1%、購入頻度+22.43%と極めて高い伸び率を示しました。これは、地元スーパーでの販促強化や地場産品を活用したハム製品の普及、あるいは学校給食や地域イベントでの利用が影響している可能性が考えられます。


減少傾向にある地域とその解釈

横浜市(-2.686%)や堺市(購入回数-7.194%)など1部の都市では支出や頻度の減少が見られます。これには、健康志向からの加工肉離れや、食費節約意識の高まりが影響している可能性があります。また、ハムの代替品(卵や豆腐製品など)への移行も1因です。


まとめと展望

ハムは、日本の各地域で日常的に購入される加工食品であり、保存性・調理の簡便性・手頃な価格という3つの利点が支出の安定を支えています。2025年は全国平均を上回る都市が多く、特に首都圏や地方都市で顕著な支出増が確認されました

今後は、健康志向とのバランスを取りながら、無添加・減塩タイプや地元産ブランドの付加価値商品が伸びる可能性が高いと考えられます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました