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DAX指数 (1時間足)
最新:
2025/1/1 10:00単位:
-/移動平均線 短期:
長期:トップ5(1時間足)
単位:ボトム5(1時間足)
単位:DAX指数 (1月足)
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2025/1/1 10:00単位:
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単位:DAX指数の特徴
世界各国には、その国を代表する企業で構成された株価指数が存在します。日本の日経平均株価、アメリカのS&P500やNYダウ工業株30種平均、ドイツのDAX指数などがその代表例です。ドイツのDAX指数は、「Deutsche Aktien Index」の略で、「ドイツ株価指数」を意味します。フランクフルト証券取引所(FWB)に上場する銘柄のうち、一定の品質基準を満たし、10%以上の自由浮動株を保有するなどの条件を満たした企業から、時価総額上位40社で構成されています。この指数の計算はドイツ取引所が担当しています。
ドイツはEU内で最大の経済規模を持ち、世界でもアメリカ、中国に次いで第3位のGDPを誇ります。DAXにはアディダス、プーマ、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、エアバスといった世界的なブランドが含まれ、ドイツ経済を象徴する存在となっています。DAXの構成銘柄は40社に限定されていますが、フランクフルト証券取引所に上場する全企業の時価総額の80%をカバーするほどの影響力を持っています。このため、DAXは工業国ドイツへの投資を検討する際に最適な指標として広く活用されています。
DAX指数のこれまで
DAX指数は、ドイツの株式市場を代表する30銘柄を反映する指標で、国内外の重要な経済・政治イベントに大きく影響を受けてきました。
2008年のリーマン・ショックでは、世界的な金融危機がドイツ経済に深刻な影響を及ぼし、DAXは8,000ポイントから急落し、3,600ポイントまで下落しました。この時期、特にドイツの銀行や自動車業界が大きな打撃を受けました。2010年には欧州債務危機が勃発し、ギリシャやポルトガルなどの債務問題が不安を引き起こしました。この影響でDAXは6,200ポイントから4,800ポイントまで下落しましたが、ドイツ経済の強さを背景にその後回復しました。さらに、2020年の新型コロナウイルスのパンデミックでは、DAXは13,700ポイントから急落し、8,000ポイントまで下落しました。ロックダウンや経済活動の停滞が影響し、企業業績への懸念から指数が急落しましたが、中央銀行の支援策などにより回復を見せました。
2008年のリーマン・ショック
2008年の金融危機は、世界中の株式市場に深刻な影響を与えました。DAX指数もその影響を強く受け、8,000ポイントから急落し、3,600ポイントまで下がりました。特に、ドイツの銀行や製造業が影響を受け、経済全体がリセッションに陥りました。この時期、DAXは大幅な調整を経て、回復に時間がかかりました。
2010年の欧州債務危機
2010年、ギリシャを中心に欧州諸国の債務危機が深刻化し、欧州全体の経済に不安をもたらしました。DAX指数は6,200ポイントから急落し、4,800ポイントを下回りました。この時期、ドイツの金融機関がギリシャの債務問題に直面し、欧州経済全体への信頼が揺らいだため、DAXは大きな変動を見せました。
2020年の新型コロナウイルス
2020年、新型コロナウイルスのパンデミックが世界経済を直撃しました。DAX指数は13,700ポイントから急落し、8,000ポイントを下回るまで下落しました。ドイツをはじめとする各国でロックダウン措置が取られ、経済活動の停滞と企業の業績悪化が影響しましたが、中央銀行の支援策やワクチン開発の進展を受け、回復を見せました。
これらの出来事は、DAX指数がドイツ国内外の経済・金融状況にどれほど敏感であるかを示しています。
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