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単位:NYダウ平均株価について
NYダウ(ダウ平均株価)は、米国のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表する株価指数であり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダックに上場する30銘柄で構成されています。この指数は1896年に始まり、最も歴史のある株価指数の一つとされています。ダウの特徴は、各業種を代表する銘柄で構成されており、「工業株」の名前が付いていますが、現在では金融・IT・ヘルスケアなど幅広い業種が含まれています。
NYダウの構成銘柄は定期的に見直され、企業の評判や持続的な成長、投資家の関心の高さなどが基準とされます。また、米国で設立され、本社が米国にあることや売上の大部分が米国であることも採用条件とされます。これらの銘柄は「ブルーチップ」として知られ、優良株を象徴しています。
NYダウの値は、30銘柄の株価の平均値で計算されますが、銘柄の入れ替えや株式分割が行われる際には、指数の連続性を保つために除数が調整されます。指数の変更は市場の動向や必要性に応じて柔軟に行われ、定期的な見直しではありません。
総じて、NYダウは米国を代表する30銘柄で構成される株価指数であり、市場の重要な動向を示す指標として世界的に注目されています。
これまでのNYダウ
ニューヨークダウ(ダウ平均株価)は、アメリカの経済動向を反映した重要な株価指数で、歴史的な大きな変動を経験しています。1929年の世界恐慌時、ダウ平均は386ドルから41ドルまで急落し、アメリカ経済は大打撃を受けました。1987年のブラックマンデーでは、1日で508ドルの下落(22.6%)を記録し、株式市場は大混乱に陥りました。2008年のリーマン・ショックでは、金融危機の影響で14,000ドルから6,547ドルへ大幅に下落。2020年の新型コロナウイルスの影響でも、最高値29,568ドルから急落し、18,213ドルまで下がりましたが、その後、政府の支援策により回復しました。これらの出来事は、米国経済や世界経済の影響を色濃く反映した瞬間でした。
1929年:世界恐慌と大暴落(386→41ドル)
1929年10月24日の「暗黒の木曜日」から始まる世界恐慌では、株価が暴落しました。当時、ダウ平均は最高386ドルを記録していましたが、その後の数年間で41ドル(1932年7月)まで下落し、経済は大混乱に陥りました。
1987年:ブラックマンデー(2,246→1,738ドル)
1987年10月19日の「ブラックマンデー」では、ダウ平均が1日で508ドル(22.6%)下落する歴史的暴落を記録しました。このとき、2,246ドルから1,738ドルへ急落し、世界的な金融市場の混乱を招きました。
2008年:リーマン・ショック(14,000→6,547ドル)
2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻は、世界的な金融危機を引き起こしました。ダウ平均は、2007年の14,000ドル台から急落し、2009年3月9日には6,547ドルの安値を記録しました。しかし、その後の経済政策により回復を始めました。
2020年:新型コロナウイルスと急落(29,568→18,213ドル)
2020年2月、ダウ平均は史上最高の29,568ドルを記録しましたが、新型コロナウイルスの世界的流行による経済不安から、3月23日には18,213ドルまで急落しました。しかし、FRBの大規模金融緩和や政府の景気刺激策により、2020年末には回復を遂げました。
2021年〜2022年:史上最高値と急落(36,799→28,725ドル)
2021年11月には、ダウ平均は史上最高の36,799ドルを記録しました。しかし、2022年のFRBによる急速な利上げやインフレの影響で株価は下落し、同年9月には28,725ドルまで下落しました。
2024年:回復と新たな高値(40,000ドル超え)
2023年後半から経済の回復が進み、2024年には再び上昇傾向となり、40,000ドル台を突破しました。これは、米国経済の強さや企業業績の改善、利下げ期待などが背景にあります。
今後の展望
ニューヨークダウは、今後もFRBの金融政策や世界経済の動向に大きく左右されるでしょう。特に、米国の利下げのタイミングや、地政学リスクが株価の変動要因となると考えられます。
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