ソーセージ支出ランキング2025|松山・山形・福島が上位に躍進

加工肉

2025年4月時点でソーセージの世帯支出が最も高かったのは松山市(844円)で、前年比+38.82%と大幅増。購入頻度でも上位に位置し、日常使いとして定着。東北地方の山形・福島も支出・頻度ともに高めで、地域的な食文化や家庭志向が影響していると考えられる。

ソーセージの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国689100+0.584
1津市1088157.9+55.65
2京都市874126.9+69.71
3札幌市831120.6+24.03
4川崎市819118.9+25.81
5名古屋市815118.3-1.092
6秋田市796115.5-6.132
7松山市793115.1+48.78
8山口市784113.8+20.62
9福島市782113.5+31.65
10奈良市759110.2+39.78
11鳥取市750108.9-5.542
12青森市749108.7+3.026
13新潟市749108.7-6.841
14堺市742107.7-8.957
15福岡市726105.4+11.69
16松江市721104.6+9.574
17盛岡市718104.2+7.004
18東京都区部717104.1+17.35
19大津市716103.9-0.556
20山形市713103.5-19.98
21長野市704102.2+19.73
22甲府市696101+8.92
23浜松市692100.4+7.121
24広島市67798.26-9.492
25大分市67497.82-15.64
26長崎市67097.24-13.21
27仙台市66997.1-14.89
28横浜市65394.78-2.099
29福井市65094.34-12.4
30前橋市64994.19-3.852
31水戸市64493.47-6.936
32富山市63191.58-15.3
33金沢市62390.42-14.31
34和歌山市61689.4+3.356
35神戸市61489.11+13.91
36宇都宮市61188.68-27.43
37那覇市60988.39+51.49
38熊本市60888.24-25.67
39高知市60287.37+12.31
40宮崎市59986.94-3.074
41岐阜市59386.07-29.07
42千葉市58985.49+0.856
43大阪市58885.34-11.04
44高松市58484.76+2.456
45徳島市58284.47-3.161
46静岡市56181.42-32.08
47相模原市56181.42-5.076
48鹿児島市55880.99-16.47
49岡山市55179.97-21.62
50さいたま市52876.63-24.25
51北九州市47669.09-27.77
52佐賀市46667.63-16.93

月間支出の推移

ソーセージの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.85100-1.596
1秋田市2.32125.4-7.2
2津市2.31124.9+22.87
3青森市2.27122.7+5.093
4盛岡市2.22120+3.256
5堺市2.22120-7.113
6鳥取市2.16116.8-0.917
7京都市2.15116.2+44.3
8松江市2.12114.6-9.787
9福島市2.11114.1+24.85
10松山市2.09113+35.71
11新潟市2.07111.9-5.909
12名古屋市2.05110.8+3.015
13山口市2.02109.2+5.208
14川崎市1.99107.6+12.43
15札幌市1.98107+2.591
16大津市1.98107+13.14
17福井市1.96105.9-10.5
18長野市1.93104.3+19.14
19福岡市1.93104.3+19.88
20奈良市1.93104.3+23.72
21山形市1.92103.8-9.434
22長崎市1.85100-6.566
23和歌山市1.85100+3.933
24徳島市1.8499.46+5.747
25甲府市1.8398.92-4.688
26岐阜市1.8398.92-24.07
27仙台市1.8398.92-9.406
28浜松市1.8197.84-1.63
29神戸市1.897.3+16.13
30富山市1.897.3-14.29
31熊本市1.7996.76-20.8
32水戸市1.7795.68-6.842
33金沢市1.7695.14-19.63
34東京都区部1.7695.14+9.317
35広島市1.7494.05-7.937
36大分市1.7494.05-21.62
37前橋市1.7292.97-0.578
38鹿児島市1.7192.43-16.59
39高知市1.791.89+13.33
40宇都宮市1.791.89-23.08
41横浜市1.6689.73-1.775
42那覇市1.6589.19+46.02
43岡山市1.6388.11-11.41
44宮崎市1.6287.57-22.12
45高松市1.5885.41+4.636
46大阪市1.5784.86-16.49
47北九州市1.4980.54-11.31
48千葉市1.4880+2.778
49佐賀市1.4880-23.32
50静岡市1.4678.92-39.67
51さいたま市1.4578.38-22.04
52相模原市1.2567.57-25.6

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

ソーセージの月間支出の現状と今後

2025年4月の全国平均におけるソーセージの世帯支出は683円、月間購入回数は1.87回でした。加工肉の中でも調理が簡単で保存性が高く、朝食やお弁当など日常的に利用されるソーセージは、全国的に安定した需要があります。ただし、都市ごとに支出や頻度の差が顕著であり、地域特性が消費行動に反映されています。


支出が高い都市の特徴

上位10都市は以下の通りです:

  1. 松山市:844円(+38.82%)

  2. 秋田市:819円(-2.384%)

  3. 山形市:804円(+15.02%)

  4. 名古屋市:789円(+5.91%)

  5. 長崎市:767円(-3.52%)

  6. 新潟市:757円(-12.79%)

  7. 福島市:752円(+14.81%)

  8. 仙台市:748円(+6.10%)

  9. 京都市:740円(+42.03%)

  10. 札幌市:731円(-12.98%)

松山市はトップで前年比も+38.82%と急上昇。観光地である1方で、家庭志向の強い食生活が背景にあると考えられます。京都市も+42.03%と大幅増で、伝統的な和食文化の中でも手軽な洋風惣菜としてのソーセージの需要が高まっていると見られます。


購入頻度の傾向と注目地域

購入頻度が高い都市(全国平均1.87回を上回る):

  • 福井市:2.21回(+11.62%)

  • 秋田市:2.18回(-9.92%)

  • 青森市:2.11回(-9.44%)

  • 松山市:2.08回(+18.18%)

  • 新潟市:2.08回(-5.88%)

  • 福島市:2.06回(+10.75%)

  • 山形市・仙台市:2.03回

  • 名古屋市:2.01回(+8.07%)

  • 札幌市:1.98回(-17.15%)

松山市は支出と頻度の両方で高水準を記録し、家庭内利用の中心商品となっている可能性が高いです。東北エリア(秋田・山形・福島など)も頻度が高く、手軽さ・保存性の利点が地域性とマッチしていると考えられます。


都市別に見る動向のばらつき

  • 支出・頻度ともに増加している都市(松山、山形、福島、名古屋)では、食品価格の上昇に加え、日常的な利用の拡大が背景にあります。

  • 1方で、札幌・新潟・秋田などでは支出や購入頻度が減少傾向。これは、価格高騰による抑制や、健康志向の影響で加工肉全体の購入が控えられている可能性も考えられます。


今後の展望

ソーセージは、家庭での調理のしやすさ、冷蔵保存の利便性、子ども向けメニューとの親和性が高く、今後も安定した需要が見込まれる商品です。ただし、価格上昇や健康意識の高まりに応じて「無添加」「減塩」タイプの製品のシェアが今後拡大する可能性もあります。地域ごとの嗜好や購買力によって、今後も支出額や頻度に変化が出てくると見られます。

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