スポーツウェア支出が多い都市は?堺・高知・熊本が上位に急増

教育・教養

2025年4月時点でスポーツウェアの全国平均支出は1,097円、前年同月比+31.38%。堺市や高知市、熊本市では支出額・購入回数ともに高水準。さいたま市や札幌市なども大幅増加が見られ、健康志向の高まりとともに支出が拡大中。地域ごとのスポーツ環境や季節性も影響している。

スポーツウェアの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国868100+8.5
1大分市1526175.8+170.1
2大阪市1397160.9+5.434
3富山市1307150.6-18.01
4佐賀市1260145.2-33.75
5岐阜市1253144.4+61.26
6千葉市1219140.4+68.37
7松山市1142131.6+19.21
8長野市1141131.5+552
9東京都区部1128130+25.75
10山口市1127129.8+51.48
11岡山市1076124+92.49
12水戸市1045120.4-37.46
13熊本市1037119.5+29.46
14堺市1037119.5+330.3
15盛岡市1026118.2+28.09
16北九州市1026118.2+37.9
17さいたま市1021117.6-47.07
18名古屋市984113.4+24.87
19前橋市943108.6+39.7
20仙台市932107.4+77.86
21川崎市920106+248.5
22福島市890102.5+174.7
23広島市86299.31+44.63
24甲府市82194.59-26.7
25新潟市80792.97-23.58
26鹿児島市80492.63-36.54
27京都市80392.51+33.39
28大津市80192.28+23.04
29松江市77389.06+123.4
30高松市72883.87-50.61
31札幌市70981.68+47.71
32青森市70280.88+39.84
33高知市65074.88+327.6
34徳島市60970.16-32.86
35金沢市59368.32-11.09
36静岡市59268.2-28.59
37奈良市59067.97-3.595
38那覇市58066.82-41.83
39鳥取市57366.01-49.43
40宇都宮市57065.67-56.52
41神戸市54262.44-49.35
42宮崎市53861.98+247.1
43相模原市49256.68+884
44横浜市48255.53-45.9
45長崎市43950.58-41.78
46和歌山市40847+568.9
47秋田市38444.24-40.83
48浜松市38244.01+22.44
49福井市38043.78-39.59
50津市37943.66-69.48
51福岡市30134.68-65.16
52山形市27031.11-47.78

月間支出の推移

スポーツウェアの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.25100+8.696
1大阪市0.38152
2大分市0.38152+72.73
3堺市0.36144+140
4名古屋市0.35140+59.09
5盛岡市0.33132+83.33
6松山市0.32128+28
7岐阜市0.32128+23.08
8佐賀市0.32128-23.81
9さいたま市0.31124-6.061
10岡山市0.3120+25
11高知市0.29116+314.3
12仙台市0.29116+93.33
13高松市0.28112+115.4
14長野市0.28112+211.1
15熊本市0.27108-22.86
16水戸市0.27108-22.86
17富山市0.27108-3.571
18福島市0.25100+92.31
19千葉市0.25100+31.58
20川崎市0.2496+100
21大津市0.2496+50
22広島市0.2392+35.29
23前橋市0.2392+9.524
24相模原市0.2288+2100
25甲府市0.2288-24.14
26東京都区部0.2288-12
27新潟市0.2288+15.79
28山口市0.2288-8.333
29鹿児島市0.2184-44.74
30静岡市0.2184-16
31京都市0.2184+10.53
32鳥取市0.280-33.33
33那覇市0.280-25.93
34奈良市0.280-4.762
35神戸市0.1976-17.39
36徳島市0.1976-13.64
37北九州市0.1976+26.67
38松江市0.1872+38.46
39和歌山市0.1872+500
40金沢市0.1768-34.62
41横浜市0.1768-46.88
42宮崎市0.1768+41.67
43宇都宮市0.1768-46.88
44青森市0.1664-11.11
45長崎市0.1664-30.43
46秋田市0.1664+33.33
47福岡市0.1560-44.44
48浜松市0.1248+9.091
49津市0.1144-47.62
50山形市0.1144-50
51札幌市0.140-47.37
52福井市0.0936-18.18

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

スポーツウェアの月間支出の現状と今後

2025年4月時点で、日本全国のスポーツウェアにおける世帯あたりの月間支出は1,097円。前年同月比で+31.38%の増加となっており、これはコロナ禍を経て健康志向が定着し、日常的な運動やフィットネスへの関心が高まったことが背景にあると考えられます。また、ウォーキングやランニングなどの軽スポーツ向けウェアの購入が増加した可能性もあります。


支出金額が高い都市の特徴

都市別の支出額では、以下の都市が上位を占めています。

順位 都市名 支出額(円) 前年比(%)
1位 堺市 2,460円 +67.23%
2位 高知市 2,081円 +54.95%
3位 富山市 1,982円 -24.41%
4位 熊本市 1,868円 +76.73%
5位 秋田市 1,866円 +63.68%

堺市や高知市は、元々スポーツ文化が根付いている地域とされ、地域のイベントや地域密着型のスポーツクラブが盛んなことも影響していると考えられます。富山市は1時的な高額支出の反動がみられます。


購入頻度から見る地域性

月間平均購入回数の上位都市は以下の通りです:

  • 熊本市:0.58回(+107.1%)

  • 秋田市:0.39回(+18.18%)

  • 水戸市:0.37回(+12.12%)

  • さいたま市:0.37回(+60.87%)

  • 高知市・山形市・堺市:0.34回

特に熊本市では高頻度かつ高額の支出が見られ、スポーツウェアに対する需要の強さと購入の習慣化が進んでいると分析できます。また、さいたま市や水戸市などの首都圏に近い都市でも、頻度・支出額ともに高めで、運動の習慣やジム利用者の多さが推測されます。


前年比の増加から見える注目都市

注目すべきは、以下の前年比増加率の高い都市です:

  • さいたま市:+132%

  • 札幌市:+112.7%

  • 熊本市:+76.73%

  • 水戸市:+72.9%

  • 秋田市:+63.68%

これらの都市では、定期的なスポーツイベントや季節商品の入れ替えタイミングが影響している可能性があります。さらに、札幌市や秋田市などの寒冷地では、春先にスポーツウェアを新調する傾向が強いことも反映されているでしょう。


今後の展望と地域別戦略

スポーツウェアの支出は、都市のライフスタイル、健康志向、地域スポーツインフラの整備度と密接に関係しています。今後、都市部のみならず地方でも公園や運動施設の整備が進むことで、さらなる支出増加が見込まれます。また、ユニクロやワークマンなど、安価かつ機能的な製品の普及も購入回数の増加に寄与しています。

特に高齢者のウォーキング需要や、子育て世代のスポーツ活動支援(部活動・スポ少)が盛んな地域では、支出の底上げが継続する見通しです。

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