和歌山市が全国トップ!インターネット接続料の都市別支出ランキング

教養娯楽

インターネット接続料の全国平均は2,938円。和歌山市(3,780円)や堺市(3,715円)が高水準で、広島市・秋田市などは利用頻度も高い。都市によっては支出が前年から大幅増加しており、通信インフラの契約形態や多用途利用の影響が表れている。

インターネット接続料の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年5月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国2966100+1.75
1札幌市3550119.7-1.608
2さいたま市3545119.5-5.567
3和歌山市3528118.9+9.497
4京都市3524118.8+8.131
5堺市3514118.5-6.443
6広島市3394114.4-2.611
7福島市3332112.3+3.607
8奈良市3295111.1-4.934
9宇都宮市3294111.1+16.4
10名古屋市3284110.7+13.63
11相模原市3279110.6-5.749
12川崎市3229108.9+12.94
13佐賀市3203108+7.809
14秋田市3169106.8-7.067
15鹿児島市3148106.1+10.57
16千葉市3120105.2+7.438
17高松市3112104.9+5.707
18大津市3084104-17.27
19神戸市3081103.9-6.038
20水戸市3046102.7+3.924
21大分市3002101.2+1.077
22長野市294399.22+8
23山形市294099.12-10.61
24青森市292698.65-5.092
25鳥取市288497.24-1.671
26横浜市287596.93-6.626
27宮崎市287096.76+27.9
28仙台市286496.56+6.113
29徳島市284595.92-10.08
30金沢市283395.52-16.8
31盛岡市282095.08+10.98
32静岡市278593.9+1.199
33岐阜市278193.76+10.23
34前橋市278093.73-15.37
35大阪市277993.7+2.888
36松江市274492.52-7.858
37東京都区部274192.41-7.958
38福井市270291.1-2.066
39高知市269490.83+10.77
40新潟市269390.8-8.495
41北九州市268090.36-9.276
42富山市265189.38-13.45
43岡山市264489.14-5.706
44福岡市250484.42-30.06
45山口市249484.09+3.4
46浜松市244182.3-24.24
47甲府市233778.79+3.316
48松山市223775.42-19.24
49熊本市218573.67-31.09
50那覇市205669.32+19.74
51津市192264.8-27.91
52長崎市152951.55+12.01

月間支出の推移

インターネット接続料の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年5月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.61100+1.667
1さいたま市0.79129.5+2.597
2広島市0.76124.6+8.571
3奈良市0.76124.6+5.556
4高松市0.75123+20.97
5堺市0.73119.7+1.389
6秋田市0.72118-2.703
7京都市0.72118+7.463
8札幌市0.7114.8+1.449
9長野市0.68111.5+21.43
10大阪市0.67109.8+8.065
11相模原市0.66108.2-10.81
12徳島市0.66108.2-8.333
13和歌山市0.66108.2+1.538
14名古屋市0.66108.2+1.538
15佐賀市0.66108.2+10
16大分市0.64104.9
17福井市0.63103.3-1.563
18松江市0.63103.3+10.53
19鹿児島市0.62101.6+6.897
20神戸市0.62101.6-10.14
21川崎市0.62101.6-6.061
22大津市0.62101.6-20.51
23岐阜市0.61100+12.96
24宇都宮市0.61100+15.09
25鳥取市0.698.36+1.695
26宮崎市0.698.36+13.21
27福島市0.5996.72
28富山市0.5996.72-15.71
29静岡市0.5895.08-1.695
30青森市0.5895.08
31千葉市0.5895.08-4.918
32横浜市0.5793.44-12.31
33水戸市0.5691.8
34盛岡市0.5590.16+10
35東京都区部0.5590.16-6.78
36高知市0.5488.52
37浜松市0.5488.52-15.63
38松山市0.5488.52-14.29
39福岡市0.5386.89-19.7
40山形市0.5386.89-17.19
41津市0.5285.25-17.46
42仙台市0.5285.25-1.887
43北九州市0.5183.61-15
44金沢市0.581.97-20.63
45新潟市0.581.97-16.67
46岡山市0.581.97-10.71
47前橋市0.581.97-15.25
48甲府市0.4878.69-15.79
49熊本市0.4777.05-33.8
50山口市0.4675.41-8
51那覇市0.465.57+21.21
52長崎市0.3455.74+21.43

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

インターネット接続料の月間支出の現状と今後

インターネット接続料とは、家庭が光回線・ケーブル・モバイル通信などのサービスに支払う月額利用料金を示します。近年ではテレワーク、動画配信、オンライン教育などにより生活インフラとしての地位が確立しており、支出水準は全国的に安定傾向を見せています。2025年4月時点での全国平均は2,938円と、全消費支出の中でも比較的高水準にあります。


都市別ランキングと支出の地域差

支出額の上位には、西日本を中心とする中堅都市が並びます。以下に最新の都市別上位10市を示します。

順位 都市名 支出額(円)
1位 和歌山市 3,780円
2位 堺市 3,715円
3位 川崎市 3,599円
4位 札幌市 3,530円
5位 相模原市 3,506円
6位 広島市 3,396円
7位 大津市 3,374円
8位 秋田市 3,329円
9位 長野市 3,255円
10位 山形市 3,243円

トップの和歌山市は全国平均より約29%高く、光回線契約の高額プラン選択や、多回線利用(家庭+仕事用など)の影響が考えられます。


前年比の変動と注目すべき都市動向

前年同月と比べての増減を見ると、全国平均はわずか-0.136%の減少ですが、都市別では極端な増減が確認されます。

  • 大きな増加:

    • 和歌山市:+34.9%

    • 長野市:+7.71%

    • 川崎市:+6.23%

  • 顕著な減少:

    • 大津市:-8.489%

    • 広島市:-5.483%

    • 山形市:-4.308%

特に和歌山市の大幅な増加は、インフラ更新やサービス切替、世帯構成の変化(多人数世帯)などが背景にある可能性があります。


月間購入回数と利用スタイル

支出額だけでなく、実際にどれほどの頻度でインターネットサービスの料金が支払われているか(契約世帯の割合に相当)を示すのが「月間平均購入回数」です。

都市名 月間購入回数
広島市 0.78回
和歌山市 0.74回
秋田市 0.73回
奈良市 0.73回
大阪市 0.73回
高松市 0.72回
長野市 0.71回
大津市 0.71回
堺市 0.71回
札幌市 0.70回

全国平均の0.61回を上回る都市が多く見られ、これらの都市では契約率が高く、世帯のITインフラ化が進んでいると推察されます。


インターネット利用の進化と地域格差

高額な支出と高い利用回数を示す都市では、在宅勤務・オンライン学習・高齢者の通信教育や医療相談など、デジタルサービス活用の広がりが見て取れます。1方、回数は多くとも支出が少ない都市では、モバイル通信のみの契約や格安プラン利用の傾向があると考えられます。

特に地方では、行政による地域ネット整備や、教育機関との連携などによる通信環境整備の取り組みが、世帯の支出動向に直結しています。


今後の展望と政策的示唆

2025年においても通信インフラへの支出は生活の「固定費」として定着しており、今後さらに5G・光10G・衛星通信などの進展によって、都市ごとの差異がより顕在化することが見込まれます。地域格差の是正と世帯の負担軽減には、自治体の補助政策や公共Wi-Fiの拡充が鍵を握ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました