だいこん漬支出ランキング|秋田・長野・鹿児島の高支出の理由とは

野菜・果実

2025年4月のだいこん漬支出額は秋田市が163円で全国トップ。長野や鹿児島、松江など地方都市でも支出が急増しており、地元の食文化や保存食志向が影響。全国的にも支出・頻度ともに緩やかに上昇しており、和食回帰が今後の消費拡大を支える可能性がある。

だいこん漬の月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国91100+2.247
1宮崎市156171.4+48.57
2富山市154169.2+37.5
3広島市149163.7+81.71
4秋田市147161.5+45.54
5松江市146160.4+100
6徳島市135148.4+12.5
7千葉市121133+77.94
8金沢市120131.9+100
9盛岡市119130.8+26.6
10熊本市118129.7+63.89
11高知市116127.5+39.76
12水戸市115126.4+51.32
13奈良市115126.4+18.56
14神戸市114125.3+3.636
15大津市114125.3+119.2
16堺市109119.8-11.38
17青森市108118.7-7.692
18鹿児島市104114.3+40.54
19新潟市104114.3-3.704
20岐阜市102112.1-37.42
21横浜市100109.9+7.527
22福井市99108.8+11.24
23福島市92101.1-23.97
24大分市92101.1+53.33
25津市91100+22.97
26松山市91100+35.82
27岡山市9098.9-28.57
28山口市8593.41-19.05
29大阪市8593.41-32.54
30長野市8492.31-2.326
31北九州市8391.21+66
32福岡市8189.01-1.22
33相模原市8087.91-12.09
34京都市8087.91+15.94
35静岡市7885.71-33.9
36札幌市7885.71-2.5
37名古屋市7885.71-17.89
38山形市7784.62-36.89
39甲府市7481.32-20.43
40川崎市7380.22-9.877
41浜松市7178.02-33.64
42宇都宮市7178.02-7.792
43東京都区部7076.92-26.32
44前橋市6975.82+86.49
45仙台市6975.82-17.86
46鳥取市6672.53-35.92
47高松市6470.33-22.89
48和歌山市6470.33
49佐賀市6369.23-51.16
50長崎市5661.54-27.27
51さいたま市5560.44-42.71
52那覇市4549.45-2.174

月間支出の推移

だいこん漬の支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.38100+2.703
1宮崎市0.6157.9+11.11
2徳島市0.59155.3+18
3秋田市0.54142.1+50
4神戸市0.53139.5+8.163
5広島市0.52136.8+40.54
6富山市0.48126.3+37.14
7大津市0.48126.3+84.62
8岐阜市0.47123.7-16.07
9松江市0.46121.1+31.43
10横浜市0.45118.4+28.57
11奈良市0.45118.4+7.143
12大阪市0.44115.8-12
13堺市0.44115.8-22.81
14金沢市0.43113.2+72
15福島市0.43113.2-15.69
16高知市0.42110.5+20
17熊本市0.41107.9+36.67
18松山市0.41107.9+20.59
19岡山市0.4105.3-27.27
20千葉市0.38100+35.71
21京都市0.38100+18.75
22福井市0.3797.37-7.5
23山形市0.3797.37-27.45
24青森市0.3694.74-32.08
25盛岡市0.3694.74-10
26山口市0.3694.74-5.263
27大分市0.3694.74+44
28津市0.3592.11+2.941
29水戸市0.3592.11+29.63
30新潟市0.3592.11-30
31鹿児島市0.3489.47+13.33
32名古屋市0.3489.47-2.857
33長野市0.3386.84-15.38
34甲府市0.3386.84-29.79
35仙台市0.3386.84-13.16
36高松市0.3284.21-11.11
37静岡市0.3284.21-30.43
38川崎市0.3284.21+14.29
39前橋市0.3284.21+77.78
40札幌市0.3181.58-18.42
41北九州市0.3181.58+40.91
42浜松市0.378.95-34.78
43宇都宮市0.378.95+3.448
44福岡市0.2976.32-9.375
45相模原市0.2976.32-32.56
46さいたま市0.2771.05-40
47東京都区部0.2668.42-33.33
48佐賀市0.2668.42-48
49鳥取市0.2565.79-44.44
50長崎市0.2565.79-21.88
51和歌山市0.2360.53-20.69
52那覇市0.1950

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

だいこん漬の月間支出の現状と今後

だいこん漬は、日本の食卓に古くから根付いた漬物の代表格であり、保存食としてだけでなく、ご飯のお供やお茶請け、弁当の定番としても愛されています。とりわけ地方の家庭では、食文化や生活習慣に深く結びついており、都市ごとに支出額や購入頻度に顕著な差が見られます。2025年4月時点の全国平均支出額は月108円、平均購入回数は0.42回で、年々じわじわと上昇しています。


支出上位都市 ― 秋田・仙台・長野など東北・中部地域の優位性

最新データで最も支出額が高いのは秋田市(163円)で、前年同月比+13.19%と堅調な伸びを示しています。秋田は、いぶりがっこなどの漬物文化が盛んで、冬場の保存食文化が今も根強く残っていることが大きな要因と考えられます。購入回数も0.52回と高水準です。

次いで仙台市(157円)も支出額は高水準ですが、前年比は-8.19%、購入頻度も-11.94%とやや低下傾向。これは価格高騰による買い控えや、家庭での漬物離れの兆候を示唆している可能性があります。

長野市(148円、+25.42%)も高水準で、伝統的に野菜の保存食文化が強く、寒冷地であることも相まって家庭用だいこん漬の定着が堅調であると読み取れます。


南北に分布する消費上位都市 ― 鹿児島・松江・山口の存在感

鹿児島市(141円)松江市(139円)、山口市(136円)といった西日本の地方都市でも、だいこん漬の支出額が急増しており、それぞれ前年比+36.89%、+36.27%、+61.9%と大幅な伸びが目立ちます。

これらの地域では、都市化が進んでいてもなお、家庭料理や伝統食品への親しみが強く、地元食材を使った調味漬けや地域ブランド商品が広く消費されていると見られます。特に山口市は購入頻度も0.56回(+69.7%)と急増しており、家庭での消費拡大が進んでいることが顕著です。


都市圏の中で健闘する地域 ― 横浜・大阪・奈良

横浜市・大阪市・奈良市は支出額が131~133円台と比較的高い水準にありますが、それぞれの動向には差が見られます。横浜市は+14.91%と堅調、大阪市は+10.08%だが購入頻度は-10.17%とやや2極化の様子。

特に大阪市では、平均購入回数が0.53回と依然高く、価格上昇が支出額の増加に直結していることがうかがえます。奈良市も+29.13%と顕著な伸びを示しており、関西圏では「和の食材」としての再評価が進んでいる可能性があります。


購入頻度の高さが示す定着度 ― 鳥取・甲府・徳島など地方都市の特徴

購入頻度では、鳥取市・甲府市(各0.53回)徳島市(0.51回)などが上位に入り、いずれも地方中核都市で地元密着型の食生活が維持されている点が特徴的です。

徳島市(+24.39%)や高松市(+25%)のように4国地域でも支出・頻度ともに増加傾向にあり、都市圏よりも地元の味や手作り志向が強く、漬物文化の残存率が高いと推察できます。


全体の傾向と今後の見通し

全国的には、だいこん漬の支出・購入頻度はともに緩やかに上昇しており、平均支出+8%、平均頻度+2.439%と堅調です。都市によっては急増しているところもあり、家庭料理の復権や健康志向、あるいは地場産業振興による地域ブランド漬物の浸透が後押ししていると見られます。

今後は、価格変動や漬物離れといった要因も警戒される1方で、健康食品としての機能性や和食回帰のトレンドによって新たな需要層の獲得が期待されます

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