じゃがいも支出ランキング:京都・福井が高額、宮崎は頻度最多

根菜野菜

2025年4月の家計調査によれば、じゃがいもの世帯月間支出は京都市が489円で全国トップ。福井市や浜松市も高額支出となっている。購入頻度では宮崎市や鹿児島市が最多で、全国平均の1.24回を上回る地域が多い。地域ごとの料理文化や調理習慣の違いが反映されている。

じゃがいもの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年9月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国199100-9.132
1札幌市297149.2+9.594
2福岡市292146.7+9.363
3山口市290145.7+40.1
4川崎市271136.2+0.743
5高松市270135.7+6.299
6鹿児島市260130.7-16.93
7千葉市253127.1-13.65
8宮崎市252126.6-25.88
9仙台市248124.6+69.86
10奈良市245123.1+27.6
11佐賀市245123.1-13.12
12広島市237119.1+10.23
13浜松市235118.1-20.88
14京都市233117.1-13.38
15さいたま市230115.6-28.13
16金沢市228114.6+29.55
17東京都区部228114.6-20
18大分市222111.6-1.77
19神戸市221111.1-19.05
20熊本市216108.5-15.29
21和歌山市215108-12.96
22那覇市214107.5-27.46
23大阪市214107.5-6.55
24岡山市206103.5-24.54
25大津市205103-11.64
26相模原市203102+0.495
27岐阜市202101.5-17.89
28堺市19899.5-18.18
29鳥取市19698.49+88.46
30名古屋市19597.99-8.451
31新潟市19497.49-3.483
32長崎市19296.48-31.43
33横浜市18994.97-27.86
34高知市18894.47-22.95
35津市18894.47-18.61
36静岡市18291.46-12.5
37北九州市17889.45-45.73
38徳島市17788.94-16.51
39松江市17688.44-8.333
40秋田市17487.44+39.2
41富山市17487.44-26.27
42福井市16884.42+1.205
43松山市16482.41-31.67
44宇都宮市15879.4+17.04
45甲府市15678.39+5.405
46福島市14472.36-5.882
47水戸市14472.36+13.39
48青森市14070.35+6.87
49盛岡市13467.34+41.05
50前橋市12361.81-19.08
51山形市12060.3-38.78
52長野市11758.79+1.739

月間支出の推移

じゃがいもの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年9月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国0.86100-7.527
1福岡市1.34155.8+15.52
2山口市1.31152.3+54.12
3鹿児島市1.28148.8-8.571
4京都市1.14132.6-7.317
5高松市1.12130.2+9.804
6川崎市1.11129.1+1.835
7奈良市1.1127.9+12.24
8神戸市1.08125.6-8.475
9大分市1.08125.6
10宮崎市1.07124.4-33.13
11大阪市1.06123.3-7.018
12静岡市1.04120.9-2.804
13仙台市1.03119.8+49.28
14さいたま市1.03119.8-27.97
15大津市1.02118.6-10.53
16熊本市1116.3-16.67
17名古屋市1116.3+8.696
18千葉市1116.3-18.03
19広島市0.99115.1+4.211
20金沢市0.97112.8+32.88
21和歌山市0.97112.8-13.39
22長崎市0.95110.5-22.13
23岡山市0.94109.3-25.4
24佐賀市0.94109.3-13.76
25堺市0.92107-17.86
26東京都区部0.91105.8-18.75
27岐阜市0.91105.8-6.186
28徳島市0.9104.7-5.263
29高知市0.88102.3-24.79
30那覇市0.88102.3-14.56
31浜松市0.88102.3-32.31
32津市0.86100-18.87
33北九州市0.86100-35.82
34横浜市0.8598.84-20.56
35相模原市0.8396.51+3.75
36松山市0.8396.51-23.85
37新潟市0.8194.19+15.71
38札幌市0.893.02-1.235
39富山市0.7991.86-12.22
40秋田市0.7890.7+27.87
41福井市0.7789.53+2.667
42盛岡市0.7789.53+67.39
43松江市0.7789.53-11.49
44鳥取市0.7688.37+72.73
45宇都宮市0.7283.72+35.85
46青森市0.781.4+2.941
47水戸市0.781.4+12.9
48福島市0.6980.23-13.75
49甲府市0.6879.07+15.25
50山形市0.5867.44-24.68
51長野市0.5665.12+1.818
52前橋市0.5563.95-26.67

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー

詳細なデータとグラフ

じゃがいもの月間支出の現状と今後

じゃがいもは、家庭料理で幅広く使用される基本食材の1つであり、日本各地で安定的な需要があります。しかし、家計調査のデータを基に見ると、その支出金額や購入頻度には都市ごとの顕著な差異が存在します。本稿では2025年4月時点の最新データをもとに、支出の高い都市、増加傾向、購入頻度の違いなどを多角的に分析します。


じゃがいも支出の上位都市とその背景

最新の全国平均支出は352円ですが、これを大きく上回るのが京都市(489円)福井市(488円)です。特に京都市は前年比+53.29%、福井市は+48.78%と大幅な伸びを記録しており、じゃがいもが家庭内でより頻繁に利用されている可能性が高いです。

浜松市(466円)高松市(461円)も続き、いずれも全国平均を30%以上上回る水準にあります。これらの地域では、料理文化(煮物、肉じゃが、コロッケ等)への親和性が高く、家庭内調理の頻度が影響していると考えられます。

さらに、山口市は前年同月比で+100%という極めて大きな伸びを示し、これは価格上昇か家庭の調理習慣の変化、あるいは1時的な需要増が背景にあるとみられます。


購入頻度から見える都市ごとの消費習慣

世帯当たりの月間平均購入回数では、全国平均は1.24回ですが、宮崎市(1.65回)鹿児島市(1.61回)、高松市(1.6回)など南9州・4国地方が上位に位置しています。これらの地域では、じゃがいもを日常的に使うメニューが多く、少量ずつ頻繁に購入する傾向が見られます。

また、支出額でも上位に入った京都市(1.58回)福岡市(1.57回)、福井市(1.5回)なども購入頻度が高く、高価格と高頻度の両面での消費が行われていることがうかがえます。

1方で、支出額上位にある浜松市(466円)は回数が1.47回と若干少なめで、1回あたりの購入量・単価が高い可能性が示唆されます。これは地元産の品質重視や、まとめ買いの傾向を反映しているかもしれません。


前年比の動向に見る変化の兆し

全国の平均購入回数は前年比で-7.463%と減少していますが、高松市(+34.45%)山口市(+38.32%)、松江市(+24.79%)などは大きく増加しており、これらの都市ではじゃがいもの需要が強まっていることが読み取れます。

1方で、浜松市では支出額は高いものの、購入頻度が-13.02%と大きく減少しており、価格上昇により頻度が抑制されているか、他の食材との置き換えが進んでいる可能性もあります。

また、さいたま市や京都市、福岡市といった都市圏では購入回数も堅調に増加しており、都市部における家庭調理回帰の傾向が続いていると見ることができます。


おわりに:食文化と家計が映す地域性

じゃがいもは安価で使い勝手が良く、日本の食卓に不可欠な食材です。その支出と頻度に地域差が現れるのは、家庭の構成、物価水準、食文化、地域の農業事情と密接に関わっています。特に今回のデータでは、京都市や福井市のような高支出・高頻度都市が目立ち、南9州や4国地方でも日常的な利用が根付いていることが明らかとなりました。

これらの違いを理解することは、食生活の多様性や地域経済の動向を把握する上でも有意義です。

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