かまぼこ支出ランキング|富山・長崎・仙台で高い消費傾向

肉・魚

2025年4月時点でのかまぼこ支出は全国平均213円、購入回数は1.15回。富山市が支出・回数ともに最多だが、前年比で大幅減少。一方、徳島市や山口市では支出・回数ともに増加し、地元での安定した需要を示す。全体として物価上昇下でも購買頻度は堅調で、日常的な食材としての地位は維持されている。

かまぼこの月間支出ランキング(二人以上世帯)

2025年4月
降順昇順
都市名支出額[円]全国比[%]前年同月比[%]
全国213100-2.74
1富山市590277-57.86
2長崎市426200-9.362
3仙台市388182.2-35.23
4秋田市275129.1+20.09
5山口市273128.2+14.71
6徳島市269126.3+60.12
7横浜市268125.8+38.14
8山形市267125.4-6.969
9札幌市259121.6-16.99
10千葉市252118.3-3.077
11佐賀市252118.3+35.48
12京都市241113.1+40.94
13松江市232108.9+57.82
14高松市230108+55.41
15川崎市225105.6+52.03
16北九州市220103.3+5.769
17水戸市219102.8+5.797
18岡山市217101.9+26.9
19福島市216101.4-2.703
20福井市213100-3.182
21鳥取市21299.53+20.45
22那覇市21199.06+27.88
23甲府市20998.12-15.04
24浜松市20897.65-14.75
25神戸市20696.71-17.27
26熊本市20696.71+27.16
27奈良市20495.77+15.91
28東京都区部20395.31+25.31
29青森市20294.84-17.89
30長野市19993.43-23.46
31津市19692.02+10.73
32金沢市19290.14-20.66
33さいたま市19189.67+55.28
34新潟市19089.2-36.45
35盛岡市18888.26-20.34
36松山市18787.79-12.21
37広島市18787.79-5.076
38静岡市18486.38+12.88
39大阪市18084.51+29.5
40大津市18084.51+5.263
41相模原市17883.57-31.27
42宇都宮市17381.22-12.63
43高知市17180.28-51.69
44鹿児島市17079.81+6.918
45大分市16878.87+5
46岐阜市16577.46-37.97
47堺市15472.3-29.68
48和歌山市15371.83-33.48
49福岡市15070.42-38.27
50前橋市14668.54-30.14
51宮崎市13764.32-21.71
52名古屋市12558.69-30.17

月間支出の推移

かまぼこの支出額

世帯当りの月間購入回数

2025年4月
降順昇順
都市名購入回数[回]全国比前年同月比[%]
全国1.15100+0.877
1富山市2.52219.1+47.37
2長崎市1.69147-16.34
3仙台市1.66144.3+2.469
4佐賀市1.63141.7+44.25
5山口市1.55134.8+28.1
6徳島市1.47127.8+31.25
7北九州市1.45126.1+16.94
8水戸市1.39120.9+18.8
9京都市1.37119.1+26.85
10秋田市1.35117.4-2.174
11奈良市1.35117.4+23.85
12松江市1.33115.7+56.47
13山形市1.31113.9-5.755
14岡山市1.3113+16.07
15福井市1.29112.2-2.273
16新潟市1.29112.2-10.42
17津市1.27110.4+15.45
18札幌市1.27110.4-14.19
19金沢市1.26109.6-17.65
20福島市1.23107-4.651
21鳥取市1.22106.1+3.39
22高松市1.22106.1+17.31
23青森市1.19103.5-7.031
24松山市1.19103.5-19.59
25神戸市1.17101.7-14.6
26大阪市1.15100+32.18
27相模原市1.1398.26-23.13
28浜松市1.1398.26-19.86
29広島市1.1297.39-11.81
30千葉市1.1297.39+25.84
31高知市1.1196.52-23.97
32静岡市1.1196.52+12.12
33長野市1.1196.52-26
34横浜市1.1196.52+33.73
35岐阜市1.0793.04-27.7
36熊本市1.0692.17-6.195
37さいたま市1.0490.43+33.33
38鹿児島市1.0288.7+14.61
39盛岡市186.96-22.48
40大分市186.96-6.542
41宇都宮市0.9986.09-12.39
42川崎市0.9885.22+30.67
43東京都区部0.9784.35+6.593
44福岡市0.9683.48-24.41
45宮崎市0.9582.61-18.8
46堺市0.9582.61-34.93
47大津市0.9481.74
48和歌山市0.9380.87-21.85
49甲府市0.978.26-39.6
50前橋市0.8271.3-31.67
51名古屋市0.7867.83-22.77
52那覇市0.7262.61+22.03

月間購入回数の推移

各世帯の平均支出頻度

カテゴリー




詳細なデータとグラフ

かまぼこの月間支出の現状と今後

2025年4月時点での「かまぼこ」に対する全国平均支出は213円、月間購入回数は1.15回となっており、1般家庭における日常的な食品としての立ち位置を保っている。ただし、支出額は前年同月比で-2.74%減となっており、価格や購買行動の変化が見られる。1方、購入回数は微増(+0.877%)しており、単価を抑えても頻度は維持されている傾向がうかがえる。


支出・購入ともに圧倒的な富山市

富山市は月間支出590円、購入回数2.52回で全国トップを維持。これは全国平均の約2.8倍に相当し、地元の食文化や贈答・祝い事などでの需要が根強いと考えられる。ただし、前年比では支出-57.86%減という大幅な減少が見られ、価格の変動や購買単価の見直しがあった可能性もある。


9州と東北にみられる地域性

長崎市(426円、1.69回)は、かまぼこ文化の根強い西日本に位置し、地域特有の料理(おでんやすり身料理など)での需要が背景にある。1方、仙台市(388円、1.66回)も支出上位にあり、東北でも加工練り物文化が定着していることを示している。いずれも回数は高水準ながら、前年比では支出が長崎-9.36%減、仙台-35.23%減と減少傾向にある。


上昇トレンドの都市と背景

前年同月比で支出・回数ともに増加している都市の中で目立つのは、

  • 徳島市(支出+60.12%、回数+31.25%)

  • 山口市(支出+14.71%、回数+28.1%)

  • 佐賀市(回数+44.25%)

これらの都市では、価格高騰にもかかわらず需要が維持または拡大している。家庭内での調理利用が多く、物価高騰の中で「手ごろで栄養価の高い食品」としての再評価も考えられる。


支出減少の都市とその背景

1方で、札幌市(-16.99%)山形市(-6.969%)、千葉市(-3.077%)などでは支出減少が確認されている。購入回数のデータを見る限り1定の水準を維持しているため、価格抑制や低価格商品の選好が強まっている可能性が高い。

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